windows10からLinuxにリモートデスクトップ接続を行う方法を書きます。
LinuxはLinxMint18.3を用いています。
xrdpとvnc4serverのインストール
RDP接続で必要となるxrdpとvnc4serverをインストールします。
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$ sudo apt install xrdp vnc4server -y |
その後、設定ファイルを編集してリモートデスクトップ接続時にmateが起動するようにします。
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$ touch ~/.Xauthority $ echo "mate-session" > ~/.Xclients $ chmod +x ~/.Xclients |
ホームディレクトリに .Xauthorityを作成し、.Xlientsに起動させるmate-sessionを記述します。その後.Xclientsファイルに実行権をつけます。
最後に/etc/xrdp/startwm.shの最後の行に mate-sessionを追加します。
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!/bin/sh if [ -r /etc/default/locale ]; then . /etc/default/locale export LANG LANGUAGE fi #. /etc/X11/Xsession mate-session |
8行目の. /etc/X11/Xsessionに#をつけてコメントアウトし(削除してもいいです)、mate-sessionを追加してファイルを保存します。rootでないと編集ができないのでroot権限を取得して編集をしてください。
windows10からリモートデスクトップ接続を行う
[スタートメニュー]ー[windowsアクセサリ]ー[リモートデスクトップ接続]と選択しリモートデスクトップアプリを起動します。
コンピューター名のところに接続先のLinuxのIPアドレスかマシン名を入力します。
xrdpのログイン画面が表示されるのでusernameのところにLinuxのユーザー名を入力しpasswordのところにLinuxユーザー名のパスワードを入力します。
それでログイン可能になります。